これに伴い、ブログ更新を停止いたします。
2006年06月14日
本キャンペーンの解散とブログ更新停止のお知らせ
昨年より活動を続けてまいりましたが、情勢の変化に対応するべく本キャンペーンを解散することにいたしました。
これに伴い、ブログ更新を停止いたします。
これに伴い、ブログ更新を停止いたします。
「イスラエル首相シャロンを許すな!来日反対キャンペーン」解散にあたって
「イスラエル首相シャロンを許すな!来日反対キャンペーン」解散にあたって
2006年1月31日、イスラエルの政党であるカディーマは、3月28日に予定されている総選挙の候補者名簿に、現首相であるアリエル・シャロンの名を載せることを断念しました。1月5日、度重なる入退院のすえに脳出血で倒れたシャロンですが、その政治生命はこれによって事実上断たれたとされています。
私たちは、このキャンペーンを、昨年6月下旬ないし7月上旬に予定されていた、シャロン首相の来日・首脳会談へのカウンター・アクションを用意すべく結成し、これまで2度の来日予定延期、今年1月の小泉首相によるイスラエル・パレスチナ・トルコ歴訪という経過のなかで、この首相と日本政府の外交を注視しながら、複数回の学習会と意見交換の場をもつという活動を続けてきました。そして今回、シャロンの事実上の政界引退という事態を受けて内部討議した結果、来日・首脳会談という第一の活動対象が失われたことをふまえ、キャンペーンを解散することにしました。半年の活動期間の間、活動を支え、注目していただいた皆様に、あらためて御礼を申し上げます。
しかしながら、あらためてキャンペーンの呼びかけを読み返すとき、その趣旨として掲げたもののなかで達成されたことといえば、来日が果たされなかったことぐらいです。アリエル・シャロンは、軍人・政治家としてパレスチナの人々になしてきたことの責任を問われることなく、「国父」然として扱われ始めています。また、昨年の8月に行われたガザ「撤退」を引き継ぐものとして、パレスチナの完全な囲い込みを目指してシャロンの結成した新党カディーマを中心とするイスラエル現政権は、ハマスがイニシアティブを取りつつあるパレスチナ自治政府との対話拒否を訴えながら、西岸地区での「撤退」政策を開始しつつあり、大規模入植地群・東エルサレムのイスラエルへの併合を通じて「国境線」を確定させるのだ、としています。
そのような状況のなかで、キャンペーンの活動がささやかながら開いてきた方向性は、今後もよりしっかりとした形で深められていく必要がある──このキャンペーンに集った私たちはそのように考えています。
2006年2月12日
2006年1月31日、イスラエルの政党であるカディーマは、3月28日に予定されている総選挙の候補者名簿に、現首相であるアリエル・シャロンの名を載せることを断念しました。1月5日、度重なる入退院のすえに脳出血で倒れたシャロンですが、その政治生命はこれによって事実上断たれたとされています。
私たちは、このキャンペーンを、昨年6月下旬ないし7月上旬に予定されていた、シャロン首相の来日・首脳会談へのカウンター・アクションを用意すべく結成し、これまで2度の来日予定延期、今年1月の小泉首相によるイスラエル・パレスチナ・トルコ歴訪という経過のなかで、この首相と日本政府の外交を注視しながら、複数回の学習会と意見交換の場をもつという活動を続けてきました。そして今回、シャロンの事実上の政界引退という事態を受けて内部討議した結果、来日・首脳会談という第一の活動対象が失われたことをふまえ、キャンペーンを解散することにしました。半年の活動期間の間、活動を支え、注目していただいた皆様に、あらためて御礼を申し上げます。
しかしながら、あらためてキャンペーンの呼びかけを読み返すとき、その趣旨として掲げたもののなかで達成されたことといえば、来日が果たされなかったことぐらいです。アリエル・シャロンは、軍人・政治家としてパレスチナの人々になしてきたことの責任を問われることなく、「国父」然として扱われ始めています。また、昨年の8月に行われたガザ「撤退」を引き継ぐものとして、パレスチナの完全な囲い込みを目指してシャロンの結成した新党カディーマを中心とするイスラエル現政権は、ハマスがイニシアティブを取りつつあるパレスチナ自治政府との対話拒否を訴えながら、西岸地区での「撤退」政策を開始しつつあり、大規模入植地群・東エルサレムのイスラエルへの併合を通じて「国境線」を確定させるのだ、としています。
そのような状況のなかで、キャンペーンの活動がささやかながら開いてきた方向性は、今後もよりしっかりとした形で深められていく必要がある──このキャンペーンに集った私たちはそのように考えています。